皆さんは毎日食べているお米。
正しいお米の研ぎ方を知っていますか?
毎日、お米を炊くのに、意外と正しいお米の研ぎ方を知っている方は少ないかもしれません。
本日は、正しいお米の研ぎ方を知って、お米を美味しく炊きましょう!
まず、お米を研ぐ時に大切なポイントは以下の3つです。
①素早く行う
②丁寧に優しく
③すすぎ加減
下準備の基本であるお米の「研ぎ方」には、炊飯方法に勝るおいしさの秘訣が詰まっています。
お米の研ぎ方の基本3ステップに沿ってやってみましょう!
ステップ1:お米を計量する
正確にお米を1合ずつ量ることが、美味しいごはんを炊くことにつながります。1合180mlの計量カップを使い、山盛りに米を詰めます。
※一度、軽くゆするとカップにしっかり詰まります。
お箸などを使って、すり切り1杯を量り、あふれた余分な米を除きます。これで1合となります。
ステップ2:お米を洗う
お米を研ぐことには、お米の表面についたホコリや糠(ぬか)を取り除き、ご飯を美味しく炊くという目的があります。
乾燥状態のお米は、最初に水に触れた瞬間からどんどん水を吸収します。研ぎ始めが一番水を吸収しやすいため、勿体無いと思われがちですが、一番初めに使うお水はミネラルウォーターを使用しましょう。
ボウルに水が溜まるのを待つ間に、糠やニオイを吸収してしまうため、先にボウルなどに水を貯めておき、その後お米を投入しましょう。
使用するミネラルウォーターが軟水か硬水か確認します。硬水を使用するとお米がパサパサしてしまうので、軟水(なんすい)のミネラルウォーターを使いましょう。
ステップ3:お米を研ぐ
ボウルなどにたっぷりと水をはり、そこへ計量したお米を投入、サッと手で混ぜ濁った水をすぐに捨てます。
また、お米が浸る程度に水を入れたら、すぐに捨てます。
これを2~3回繰り返します。
ここまではスピードが大事です。
お米を優しく握っては離す、握っては離す。これをまんべんなく(約40秒)繰り返します。
糠のニオイがしてきたら、研げたサインになります。
お米を研ぐのは、この1度きりで大丈夫です。
濁った水に含まれる糠や臭いをお米が吸わないように、素早くサッと捨てましょう。
何度か水を入れ替えて、お米がうっすら透ける程度の濁り具合になったら、すすぎは終了です。
その後は、各ご家庭の炊き方でお米を炊けば、美味しいご飯の出来上がりです。
炊き上がったご飯は、充分に蒸らすことが必要❣️
ご飯は、蒸らし加減でも味がずいぶん違ってくるので、火を止めてから10~15分間は、フタをとらずにそのまま蒸らしましょう。
蒸らしすぎてもご飯が絞まってしまうので要注意です💦
火を止めた直後のご飯と、充分に蒸らしたご飯を比べると蒸らしたご飯は ふっくらとして見た目が全然違います。
これは蒸らす段階で、お米に充分蒸気を吸いこませ、 余分な水分がお釜の中に残らないようにしているからです。
そのためには、釜の中は火を止めたときのままの高温状態にしておくことが大切です。
さらに、充分な蒸らしをすることで、米の中心のデンプンを消化吸収しやすい状態にもしてくれます❣️
蒸らしが終わったら、釜の底からお米をはがすようにかき混ぜます。
そうすることで、釜の底や中のお米が空気に触れ、余分な水分を飛ばすことができます。
また、味も均一化され、風味を損なわず保温できます。
米を立たせるようにぜひやってみてください😊
正しいお米の研ぎ方で、より美味しいご飯を炊きましょう!
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