お風呂に入った時にふと気づくピンクぬめりや黒カビ。
見つけてしまうと気持ちがげんなりしてしまいますね。
カビが生えたお風呂では1日の疲れも取れにくくなります。
「この間お掃除したばっかりなのに」
「スポンジでこすっても落ちない」など・・・
お風呂のカビは頑固で、掃除してもすぐ復活してしまう・・・。
このように、お風呂のカビで悩んだ経験はありませんか?
今回はカビの原因とカビの撃退方法をご紹介します。
カビっていったい・・・?そしてなぜ、カビは発生するのでしょうか?
カビの基本知識を学んで、この時期を機にカビをやっつけてしまいましょう!
カビが発生する三大条件は「温度・湿度・栄養」です。
これに「酸素・時間」が加わると繁殖します。
その5つの条件をすべて満たしやすいのがお風呂場なのです。
カビの原因をひとつひとつ見ていきましょう。
◉温度
カビが特にできやすい温度は、一般的に20℃~30℃の間と言われています。そのため、特に夏場はカビが多くなりやすいですが、冬にもカビはできるため一年を通してカビ対策は必要です。
◉湿度
湿度が65%を越えると、ピンクぬめりが発生し始めます。そして、90%を越えると、黒カビが発生します。密閉されている浴室内の湿度は、お風呂に入っていないときでも65%以上。お風呂に入っているときの湿度は、90%を超えると言われているため、カビにとってお風呂は繁殖しやすい場所なのです。
◉栄養
カビは栄養を摂ることで繁殖力がアップします。体からでる垢や髪の毛やシャンプーやボディソープの残りカスなどが挙げられます。
◉酸素
カビも発生するためには酸素が必要です。なので酸素が薄いところでは繁殖しにくい傾向にあります。
◉時間
先に述べた4つの条件が揃った時間が長いほど、カビは発生して定着しやすくなります。そのため、定期的なカビ対策をすることで発生を抑えることができます。
カビの原因の知識の次はカビ取り剤でお風呂のカビを撃退する方法をご紹介します。
黒カビには、カビ取り剤をふきかけます。
※注意点※
・他の洗剤と混ざらないこと
・手にカビ取り剤がつかないように十分注意すること
吹きかけた後、10分から20分ほど放置します。
この時にサランラップで密閉するとさらに効果がアップします。
シャワーでしっかり洗い流します。
ピンクぬめりには、お風呂用除菌洗剤を吹きかけます。
吹きかけたところに、キッチンペーパーでパックします。
10分ほど放置します。
キッチンペーパーを取り除いて、シャワーでしっかり洗い流します。
普段のお掃除からカビ予防もできるので、3つご紹介いたします。
1、熱いシャワーで洗い流す
お風呂のカビ予防には、熱いシャワーで浴室内や壁を洗い流すことがおすすめです。
しっかり浴室内に水を流すことでカビの発生に必要な栄養を取り除くことができます。
この時「50℃以上のお湯を5秒以上かけること」がポイントです!
熱いお湯をかけ、成長途中のカビを完全に死滅させることが可能です。
熱いシャワーをかけた後は、冷水をかけるのがおすすめです。
温度を一気に下げると、カビが生えにくい環境になります。
2、乾拭きをする
カビは湿度が高いところで発生します。
そのため、浴室内の湿度を下げることが重要です。
湿度のもとになる水滴を入浴後に乾拭きするのがおすすめです。
乾拭きには、吸水性の高いマイクロファイバーのような布を使うこと。
そして乾拭きの前に、「スクイージー」などで水を切ればさらに効率よく湿度を下げることができます。
見落としがちな小物周りの水滴も拭き取りましょう。
・シャンプーなどの容器の下側に溜まった水
・体を洗うタオルの水分
・洗面器に溜まった水
3、換気をする
最後はお風呂場の換気です。
お風呂場はなるべく24時間、換気扇を回し空気の循環をさせましょう。
お風呂場に換気扇がない場合は、窓を開けることで換気しましょう。
お風呂のカビの撃退方法、参考にしてみてください!
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