あなたは普段、どのように食器を洗っているでしょうか?
食洗機がかなりの家庭で普及してきましたが、それでもほとんどの家庭では台所スポンジを使っているのではないでしょうか?
食洗機があっても、ちょっとした洗い物や大きなお鍋などはスポンジで洗う方が多いと思います。
そこで気になるのは台所スポンジの交換頻度。
ボロボロになるまで使ってしまう方もいるのではないでしょうか?
では、清潔さを保つにはどのくらいの頻度で交換すれば良いのでしょうか?
今回はスポンジの除菌方法についてもご紹介します。
スポンジの替え時はいつ?
台所スポンジは皆さんが日々使用しているグラスや食器を洗っています。
なので、汚いスポンジを使うことは食器やグラスに雑菌が増える原因となります。
こう考えると、台所スポンジは常に清潔に保つ必要があります。
理想的な台所スポンジの交換頻度は、1週間に2回と言われています。
1週間に2回なんて頻繁過ぎる!と思われるかもしれませんが・・・
清潔さを保つにはこれくらいの頻度で替える必要があるそうです。
交換したスポンジは油汚れのひどいものに使ったり、シンクや排水溝を洗って捨てれば経済的です。
台所スポンジの除菌方法
頻繁に交換するとはいえ、スポンジは常に除菌し、清潔に保ちたいですね。
次はスポンジの除菌方法についていくつかご紹介します。
スポンジの除菌方法のポイントは
◉汚れを落とす
◉乾燥させる
◉殺菌する
◉消毒する
◉泡立てる
の5つです。
では、詳しくポイントを見ていきましょう。
◉スポンジの汚れを落とす
当たり前のことと思われがちですが、意外とスポンジの汚れは洗ったようで取れていない時があります。
食べ物の残りがスポンジに残っていると、そこから雑菌が増殖します。
菌に餌を与えないために、スポンジの汚れはきれいに落としましょう。
◉スポンジを乾燥させる
汚れを落とした後に大事なのが、しっかりと乾燥させるということです。
スポンジに残った水分は雑菌の温床になります。
水分を切って乾かしましょう。
◉スポンジを熱湯消毒する
熱湯をスポンジにかけて殺菌すると殺菌でき菌の繁殖を抑えることができます。
あとはしっかり水気を取って乾燥させます。
天日干しと併用するとさらに効果が期待できます。
◉スポンジを漂白剤で殺菌
ハイターなどの塩素系の漂白剤を水に溶かし、3分ほどつけ置きします。
つけ置き後は、水気を切って天日干ししましょう。
◉スポンジに洗剤をまぶして泡立てる
使い終わったスポンジの水気を絞り、除菌作用のある洗剤をまぶして泡立てます。
そして泡を切って乾燥させます。
現在では多くの除菌作用のある洗剤が売られているのでチェックしてみてください。
スポンジはこんなに汚れている!
「スポンジを口に含めますか?」と言われたら、「汚い!無理!」と思いますよね・・・。
実際、台所スポンジは私たちの想像を絶するくらい汚いそうです。
アメリカのある研究機関の調査によると、台所スポンジ 2.5平方センチには 1000万個の細菌がいるそうです。
これは便座の細菌数よりもはるかに多いと言われています。
また、生肉には「カンピロバクター菌」という雑菌が付着していることがあり、生肉を切った包丁や、まな板をスポンジで洗うことで菌がスポンジに付着し、さらにそれが食器に付着することで食中毒を起こすリスクがあります。
台所スポンジは想像している以上に汚れています。
もったいないと思うかもしれませんが、普段より早めに交換して清潔に保っていきましょう。
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