体に良いと言われる玄米。しかし、ボソボソした食感と硬さ、匂いも白米より強いため苦手な人も多い玄米ですが、その効果は「日本のスーパーフード」とも言われています。
本日はそんなスーパーフードと言われている玄米の素敵な効果についてご紹介します。
玄米とは?
玄米は白米とは違い、「外側を覆っている『もみ殻』を取り除いた状態」のお米です。視覚的に見れば一目瞭然ですが、表面が少し茶色くなっているのが特徴です。
その茶色い部分が表皮(ぬか層)と呼ばれるもので、一般的には『ぬか』と呼ばれています。このぬかが栄養素を豊富に含んでいるのです。
玄米の栄養素
玄米は食物繊維、ミネラル類、ビタミン類を豊富に含んでいます。
玄米にも白米にもどちらも含まれている栄養素は変わりませんが、これらの栄養素すべてが白米に比べ2倍〜最大14倍違うという結果が出ているのです。
玄米はデトックスに欠かせない食物繊維、脂肪代謝を助け筋肉細胞や皮膚細胞の生成を促すビタミンB群、体内の水分バランスを整え血行促進を促すミネラルがバランスよく、しかも豊富に配合されています。
玄米の効果
◉便秘解消
玄米は白米に比べて食物繊維が“5倍”近く含まれており、これは玄米1食分(160g)でキャベツ120gに相当します。
◉食欲の抑制
食物繊維が豊富なものほど飲み込むのに多くの咀嚼回数を必要とするため、少量でも満腹中枢が刺激されるため満足感が得られやすいのが特徴です。
◉糖尿病予防
玄米などの全粒穀物(いわゆる茶色い炭水化物)の摂取により糖尿病のリスクが下がることは多くの研究で実証されています。
◉ガン予防
玄米はガン予防に効果があるだけでなく、動脈硬化によって起こる病気、脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞などの循環器疾患のリスクが下がることも分かっています。
◉アンチエイジング
玄米には老いを予防する抗酸化作用がある“ビタミンE”が豊富に含まれています。
玄米の注意点
なにかと白米と比較されやすい玄米は、栄養豊富で多くの効果が期待できる穀物ですが、薄皮が付いた状態なので硬く、よく噛まないと消化吸収ができません。
玄米は白米よりも硬く胃腸に負担をかけやすいため、よく噛まないとかえって下痢や便秘になることがあります。まずは、一口30回を目安に噛みましょう。よく噛むことで唾液の分泌も促進され消化合吸収も良くなります。
玄米の効果、お分りいただけたでしょうか?
玄米食はあらゆる病気のリスクを下げるだけでなく、普段の健康や美容にも多くの効果をもたらしてくれます。
ぜひこの機会に玄米食に切り替えてみてはいかがでしょうか?
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